ウィーン市観光局、07年は「人生の喜び、芸術の愉しみ」テーマに需要喚起へ

  • 2007年3月7日
 ウィーン市観光局は2007年、「人生の喜び、芸術の愉しみ」をテーマに、ウィーンの豊富な歴史文化に加えて、ライフスタイルの訴求を図る。特にカフェ文化やスイーツをはじめ、近隣諸国などの影響を受けた肉料理やデザートなどバラエティ豊かなウィーン料理、ワインなど、ライフスタイルを、特にOL層、ハネムーナーなどに打ち出す考えだ。

 また、インスブルック市では、日本向けに造成したオーストリアダンス教師協会会長フェリー・ポーライ氏が運営する日本人向け社交ダンスの短期プログラムを紹介。オーストリア文部省が認定する「社交界認定書」を取得できるようにしたほか、日本においても特別体験レッスンを体験できるプログラムを設けるなど、テーマ性の高い旅行による需要喚起を図る。

 また、オーストリアとスイスの2ヶ国で2008年6月7日から29日まで、4年に1度開かれるサッカー欧州選手権「UEFA EURO 2008」の開催が決定。ウィーン、インスブルックも開催地として選ばれていることから、需要の喚起を狙う考えだ。なお、公式ウェブサイトでチケットの販売を開始している。

▽UEFA公式ホームページ(日本語)
http://jp.uefa.com