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ドイツ観光局、好調な宿泊数の伸び−「アート&カルチャー」でさらに活性化

  • 2007年2月19日
 ドイツ観光局は、2007年のプロモーション・テーマを「アート&カルチャー」として需要活性化を図る。ドイツ観光局の西山晃氏は「古き良きドイツの魅力だけでなく、ドイツの新たな魅力もこのプロモーション・テーマを通して多くの方に知ってもらいたい」としている。

 ドイツの日本人宿泊数は2006年1月から11月まで、前年比6.7%増の129万泊と好調に推移。ドイツ観光局は、この好調な集客の流れを維持するため、新たな客層を開拓していく必要という認識。このため、プロモーションでは建築、デザイン、サブカルチャーなどドイツの現代文化に加え、新たに世界遺産の指定を受けた素材を打ち出していく。

 旅行業界には、旅行商品として組み込みやすい世界遺産や各種イベント等を積極的にアピールし、イベントの詳細やプロモーション・テーマに即したドイツ国内のデスティネーションを専用サイトとして展開する。このサイトはドイツ語と英語で展開するが、日本語版の設置も検討しているという。