グアム政観、観光交流40周年記念キャンペ実施、10月に総日本人客2000万人に

  • 2007年1月31日
 グアム政府観光局(GVB)は、日本とグアムの観光交流が今年で40周年になることを記念し、1年間にわたり「“ありがとう40周年”記念キャンペーン」を実施する。これに伴い、マイケル・W・クルズ・グアム準州副知事、アントニオ・R.ウンピンコ観光大臣、ジェラルド・S.A.ペレズGVB局長らが来日し、キャンペーン発表の記者会見とレセプションを開催した。

 クルズ副知事はこれまでの観光交流を振り返った上で「日本の旅行会社の協力があってここまでになった。感謝するとともに、今後も双方が協力することでさらに発展できると確信している」と、今後への期待感を力強く述べた。

 キャンペーンでは多数の企画を展開する予定。今回発表したのは主に4つ。特徴的なのは、観光交流の始まった当初、海外旅行に憧れていた世代=熟年・団塊世代をターゲットにした企画だ。例えば「109人を探せキャンペーン」では、日本/グアム間の定期便1号機となる1967年5月1日のパンナム機(PA819便)で渡航した日本人観光客109人を探し、グアムに招待するというもの。また、1967年から1977年にグアムでハネムーンまたは、海外挙式したカップルを募集し、限定40人をグアムに招待。これは別に募集する1組限定のグアム招待挙式に、当時のカップルも参列するという企画にもなっている。

 このほか、4月以降に9月30日まで対象店舗で特典が受けられる「Hafa Adaiキャンペーン」、恒例の夏休みキャンペーンなど、幅広い客層に向けた企画を予定。さらに10月には日本人観光客が1967年からの総計で2000万人に達する見込みであることから、大々的なキャンペーンを展開するという。

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