プリンスホテル、国内ホテルを3ブランド化、全体のボトムアップ図る

新ブランド体系を適応するのは、国内の「プリンスホテル」と名前のつく45ホテル。「プリンスホテル」を核ブランドとし、プリンスホテルブランドのフラッグシップとなるハイクラスの「ザ・プリンス」、都市型で多機能な施設を持ち、多目的な利用ができる「グランドプリンスホテル」を新たに立ち上げる。ザ・プリンスには「ザ・プリンスパークタワー東京」(現:東京プリンスホテルパークタワー)など4軒、グランドプリンスホテルには「グランドプリンスホテル赤坂」(現:赤坂プリンスホテル)の5軒が入る。さらに、宿泊施設のほかコンベンションやアクティビティなどのラインナップを有する軽井沢、箱根、富良野については「プリンスグランドリゾート」としてエリア展開も推進。今後はスパやタイムシェアなどの展開も検討しているという。

なお、海外ホテルへの新ブランディング導入は未定。フランチャイズ展開のものはオーナーと相談の上、決める。北米のお客が多いハワイのホテルは、ブランド変更による影響等の調査を含めて考える意向だという。