TIJ、サミット開催、食文化とツーリズムの今後の発展に期待
日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)は12日、東京で「食文化とツーリズム」をテーマに第5回「ツーリズムサミット2006」を開催した。日本経済団体連合会副会長の江頭邦雄氏はまず、訪日外国人の誘致には魅力ある国づくりを行い、日本ブランドを構築、発信する必要性を説いた。そのために経団連は日本の伝統とハイテク、四季と食文化、安全安心ともてなしを日本の対外的なイメージとして提案しているとし、今後一層のイメージ訴求を促した。また、江頭氏は「観光と食を結びつけることは、地産地生の推進、魅力ある地域づくり、そして地域振興に結びつく」自身の考えを紹介。日本全国に個性豊かな食文化、施設も食堂から高級料亭までと多様性に富むこと、そして日本食に加え評判の高いイタリアンやフレンチといった伝統とモダンの両立、融合など、食文化の特徴、観光の魅力として日本をピーアルできる好材料であることを説明した。
さらに、基調講演を務めた服部学園服部栄養専門学校の理事長・校長で医学博士の服部幸應氏は観光施設では地産地生の食材をメニューに取り入れることの大切さを強調した。
さらに、基調講演を務めた服部学園服部栄養専門学校の理事長・校長で医学博士の服部幸應氏は観光施設では地産地生の食材をメニューに取り入れることの大切さを強調した。