ハワイ、航空座席数は四半期で47万席に、HTJはチャーターの側面支援

  • 2006年12月1日
 ハワイ州産業経済開発局(DBEDT)の11月から来年1月までの日本/ハワイ間の定期便の供給座席数によると、該当3ヶ月間は2.2%増の47万1656席と久々の供給増となる見込み。このうち東京発については0.4%減の31万4299席だが、ほぼ前年並み。名古屋については0.1%増の5万8987席、大阪発は13.1%増の9万8440席。

 こうした状況から、来年についてハワイ州観光局の一倉隆氏は「年間で180万席(※四半期45万席の計算)で定期便は今年並みとすると、チャーター便がどれだけ実績を残せるか」と課題を示し、特にチャーター便でのプロモーションを強化する考えを示した。ジェイティービーと日本航空(JL)による地方発チャーター便についても、農閑期で集客に期待が高い側面も考慮し、「努力していかなければ」という考えを示した。

 HTJは12月、JLの協力を得て、同社が運航するチャーター便で旅行会社を対象としたFAMを実施し、ハワイ現地でワイキキの再開発をはじめ、最新の状況を把握してもらい、販売につなげてもらう。