マレーシア政観、マレーシア観光年は1月6日から、日本人50万人を目標

  • 2006年11月29日
 マレーシア政府観光局(MTPB)は2007年、マレーシア独立50周年を記念して国家を挙げ、マレーシア観光年を展開する。このプロモーションの一環として、日本市場では首都のクアラルンプールの魅力を全面に打ち出す「NEWシティリゾートKL」キャンペーンを立ち上げる。マレーシア政府観光局副総局長のラザリ・ダウド氏は「来年のマレーシア観光年は日本とマレーシアの国交樹立50周年の特別な意味合いもある年。2007年は全世界から2000万人の観光客を受入れ、日本からは50万人を目指す」と述べ、強い意気込みを表した。また、「政治的に安定し、インフラも充実している。そして非常に安全なデスティネーション」と語り、旅行業界やメディアとの協力関係を強化して、目標必達を目指す。なお、来年は「マイ・セカンド・ホーム」プログラムやMICE、教育旅行でも、積極的な取り組みを計画している。

 マレーシア観光年では来年1月6日のオープニング・セレモニーを皮切りに、1年を通してスポーツ、文化、食、フェスティバル、アートなど、240のイベントを計画。また、MTPBは日本でメインターゲットの20代から40代の女性をターゲットとする主要旅行会社が造成するクアラルンプール行き旅行商品の販促をサポートする。MTPB東京支局マーケティングマネージャーの徳永誠氏は、「最先端の全てが揃うクアラルンプールをマレーシアの『顔』として広くアピールしたい」と語り、観光素材やアクティビティに加え、シティ・リゾートとしてのハード、ソフトの両面、およびコストパフォーマンスの良さをビジュアル・イメージで打ち出す。具体的には、ホテル・ライフ、グルメ&屋台、ショッピング、リラクゼーション&ビューティー、エンターテイメント、近郊オプショナルツアーの魅力から、クアラルンプールをアピールする。

 なお、東京で28日に開催された記者会見では「マレーシア観光年2007 スペシャル・サポーター」として、女優で宝塚歌劇団出身の紫吹淳さんが参加。マレーシアで撮影した写真集の撮影秘話のほか、マレーシアのクアラルンプールを中心とするスパやショッピングの魅力を紹介した。

<お詫び>女優・紫吹淳さんの氏名が誤っておりました。訂正を掲載すると共に、お詫びいたします。(編集部)