シンガポール政観、MICE、修学旅行、団塊世代に向けた取り組みを強化

  • 2006年11月22日
 シンガポール政府観光局は2007年度、MICE、修学旅行、および団塊世代に向けた取り組みを強化する。小グループも含めたMICEへの取り組みは今年8月、既にMICE促進キャンペーン「Be in Singapore」を開始しており、今後3年で約17億円を投資して全世界規模のMICE誘致キャンペーンを展開する。日本市場でも既に「Be in Singapore」キャンペーンの告知は開始しているが、20日に東京のハウス・ウェディング挙式場「アートグレイス」で開催したワークショップをキックオフ・イベントとし、キャンペーンを本格的に始動する。シンガポール政府観光局東京オフィス所長の柴田亮平氏は「日本からシンガポールへの渡航者数は微減している中で、MICE目的の渡航者は安定している」と語り、オーガナイザーへの特典を提供するなどのプロモーションを展開し、誘致拡大を狙う。

 また、修学旅行に関して柴田氏は「伸びているし、今後も成長する見込みが大いにある」と語り、安全で英語圏であるなど、海外修学旅行のデスティネーションとして最適な国であることを強調した。さらに、団塊世代への取り組みに関しては、現在詳細を検討しており、07年4月を機にプロモーションを展開する予定だ。