エア・カレドニア、藤原竜也さん効果で好調、来年は6%増を目指す

  • 2006年11月21日
 エア・カレドニア・インターナショナル航空(SB)、およびニューカレドニア政府観光局は20日、東京でSB東京就航3周年記念、およびフォトコンテストのニューカレドニア「フォトdeヴァカンス」審査発表会を開催、業界関係者、一般客を含め約300名が集った。エア・カレドニア・インターナショナル航空日本支社長の石川潤三氏は、「就航から3周年が経つが、2002年から右肩上がりに伸びており、2006年は2005年比で3%の伸びを見込んでいる」と語り、目標の5%の伸びには届かなかったが連続して成長を遂げる好調さをアピールした。今年はニューカレドニア政府観光局と共に藤原竜也さんをニューカレドニア親善大使に任命し、多くのメディアへの露出を図ったほか、旅行会社とのプロモーションなど様々な戦術が奏功し、1番の目的であった知名度向上が図れたことを紹介。「ある種成功だった」と今年を振り返った。

 藤原竜也さんを親善大使に任命した効果の一つとして今年7月、藤原竜也さんのファンクラブ会員300名がニューカレドニアへ行くなど、デスティネーションへの渡航者増加に貢献。さらに、ニューカレドニアを訪れる日本人のメイン層となる30代女性、および第2の市場であるシニア層、およびファミリー層も成長したという。これを追い風に、旅行会社のパッケージ商品のサポート、MICEマーケットの誘致、ハネムーンなど各種ターゲット層に合うプロモーション展開などを通して、来年は6%の成長という目標を掲げ、積極的に活動していく方針だ。

 なお、会場には、観光親善大使の藤原さん、お笑いコンビのアリtoキリギリスが登場し、場内を盛り上げたほか、石川氏とのトークショーが行われ、藤原さんを中心にニューカレドニアの魅力などを紹介。フォトコンテストには合計1500作品が寄せられ、グランプリ、準グランプリ、佳作、優秀賞など合計12名を選出したことを発表した。グランプリには東京都の野崎美恵さんの作品「I love New Calednia」が選ばれ、ペアのビジネスクラスで行くニューカレドニア旅行がプレゼントされた。

<写真:ニューカレドニア観光親善大使の藤原竜也さんとエア・カレドニア・インターナショナル航空日本支社長の石川潤三氏>