タンザニア、観光産業を強化、大使館内に観光・投資・貿易担当者を配置

タンザニア政府は日本を観光促進のターゲット国とするほか、投資ではインド、観光と投資の両方でアメリカ、イギリス、ドイツ、イアリア、スイス、中国を推進する。タンザニアへの外国人訪問者数は現在60万人であるが、今後4年間で100万人を目指す。
今回の来日では、タンザニアから来日したツアーオペレーターと日本側のオペレーターが意見交換した。ここで日本側からは、ンゴロンゴロ周辺でこれまで何度かホテルがオーバーブッキングしていた実例を紹介し、改善を要求した。これに対してナイコ氏は共に来日した大統領に問題事項を報告、大統領が即座に解決命令をだしたという。一方、タンザニア側からの意見として「日本側はタンザニアをケニアの延長線上とみている傾向がある」とコメント。今回開催したセミナーでタンザニアのツアーオペレーターが国立公園をはじめ、ンゴロンゴロクレーターやキリマンジャロ山、ビーチといった大自然の豊かさを説明した。ナイコ氏は「反応は上々であった。セミナーを開催したことで理解してもらえたと思っている」とセミナー開催に満足の色を示した。
<写真:タンザニア・インベストメント・センターのエグゼクティブ・ディレクターのエマヌエルD.オレ・ナイコ氏>