ハワイ州観光局、新禁煙法の施行を目前に控え、喫煙可能エリアを紹介

  • 2006年11月2日
 ハワイ州観光局(HTJ)は新禁煙法の11月16日の施行を目前に控え、ハワイ州から報告のあった喫煙可能なエリアの最新情報を周知している。まず、ホノルル国際空港屋外エリアの国際線ターミナルでは、(1)インターアイランド・ターミナルと国際線到着ビルの間1階中央部分、(2)1階ダイアモンド・ヘッド側グループツアー・エリア(屋根、囲いのない部分)、(3)屋根、囲いのない公共駐車場、および各レンタカー会社駐車場(※)、(4)2階チケットカウンター前の道路中央帯、(5)駐車場の5階(※)。また、インターアイランド・ターミナルでは、(1)1階インターアイランド・ターミナルと国際線ターミナルの国際線到着ビル間、マカイ側グループツアー・エリア、(2)駐車場の7階(※)。コミューター・ターミナルの(1)コミューター・ターミナルの前の道路中央帯、(2)公共駐車場となる。
 そのほか、ビーチや海洋生物保護区指定のハナウマ湾を除く公園、ホテルやモーテルなどの宿泊施設の喫煙ルーム(客室数全体の20%までを喫煙ルームとすることが可能)、喫煙スペース。さらに、民間もしくは半官半民の老人ホームや長期ケアホーム、個人の住居などとしている。

 なお、禁煙となる主な公共の場所は、州や郡が所有する建物、レストランやバー、ナイトクラブ、ショッピングセンター。そのほか、空港内、公共交通機関、ホテルのロビーや通路、スポーツ・アリーナ、屋外アリーナ、スタジアム、円形競技場などの座席部分、チャイルドケアや介護施設に使用する個人の住居。法律に違反した場合、個人には50米ドル、企業には最大500米ドルの罰金が課せられる。

※喫煙可能な場所の場合も出入り口や窓、階段、エレベーター、換気装置部分から20フィート(約6メートル)圏内は禁煙区域となる。