オーランド、コンベンション目的の訪問増える、ショッピングの問合せも多く

  • 2006年11月1日
 オーランド観光局によると、2005年の日本人訪問者数は前年比14.64%減の3万5000人となったものの、コンベンション目的の需要が大幅に増え、FITの需要拡大、ショッピング需要が増加したという。オーランドへの外国人訪問者数は昨年、前年比3.5%増の267万3000人を記録、そのうち4%はアジアが占め、日本はアジアの中で最も多い訪問者数だ。オーランドへの日本人訪問者は90年代、ハネムーンが大半を占めていたが、近年はコンベンション、学会などを中心としたビジネス目的が増加しており、その割合はレジャー目的の日本人旅行者と匹敵するほどという。

 日本人の旅行形態は、4泊6日、5泊7日のパターンが多く、パッケージ商品利用者が約3割、FITが約7割。オーランド観光局によると、フライ&ドライブについてはプロモーションを進めているが、現在のところ、ドライブ需要はまだ少ない。ただし、ドライブ旅行の重要性を高く認識していることから、引き続きプロモーションを進める。

 また、オーランドでのショッピングも高まりをみせている。オーランド観光局への問合せの中で、最近、最も多い項目がショッピングに関するもの。中でも7つのデパートが盛り込まれたフロリダ・モールに関する問合せが多数あるという。フロリダ・モールのほかにも、アウトレットやショッピング・モールが豊富に揃い、インフラの充実が進んでおり、今後の需要拡大に期待が集まる。