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アメリカ西部5州、アメリカに憧れた団塊世代の需要増加に期待

  • 2006年10月30日
 アメリカ西部5州政府観光局日本地区代表の星野修氏は日本マーケットの今後に関して、「団塊世代はアメリカに憧れた世代。ポテンシャルを強く感じている」と語り、根強い支持を集める国立公園をベースにし、団塊世代の好奇心をくすぐるような懐かしの映画のロケ地訪問やフライ&ドライブなどを組み合わせる旅行を提案する。また、アメリカ西部5州への日本人訪問者数について、グランドキャニオン国立公園の統計などを基に「日本人訪問者数は宿泊客ベースで9万人程度と認識している。日帰り客を含めればその数はさらに大きい」と説明。「近年、日本の旅行商品のバラエティが広がり、商品数も拡充」しており、団塊世代を中心とした旅行者動向の堅調さを強調した。

 アメリカ西部5州政府観光局はこのほど、東京で旅行会社向けセミナーを開催。セミナーは初級、上級の2クラス制に分けて「自然回帰線の旅」、「世界遺産を巡る旅」、「グランドサークル」、「クリスタル街道」、「教育旅行」の5つのテーマで実施した。