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ロサンゼルス、ファミリーマートと日本含むアジア5ヶ国で共同キャンペーン

  • 2006年10月23日
 ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港(LACVB)とファミリーマートは11月1日から、日本、台湾、韓国、タイ、中国・上海のアジア5ヶ国のファミリーマート約1万3000店舗において、共同企画「夢は世界へキャンペーン」を展開する。コンビニエンスストア業界において、世界共通で同時キャンペーンを実施するのは初めて。ロサンゼルス市長のアントニオ・ビヤライゴーサ氏は今後、ロサンゼルスへの日本人訪問者数の拡大などの面で強い期待を示した。また、観光振興に加え、今回のパートナーシップ契約の締結で広義におよぶ日本を含むアジア各国との関係強化を目指すほか、ファミリーマートとの間では「双方に利益をもたらせたらと思っている」と語り、今後の進展に期待した。

 ファミリーマート代表取締役社長の上田準二氏は、「1日約1000万人のアジアのお客様がファミマに集まる。今回のアジア各国で展開するキャンペーンでロサンゼルス市への日本人観光客が増えることを嬉しく思う」とキャンペーンの成功に期待を寄せた。
 昨年7月、ファミマはロサンゼルス市に第1号店を開設、その後次々と店舗をオープンし、早々にロサンゼルス市のダウンタウンに8店舗目を開く予定だ。上田氏は、「日本、アジアとロサンゼル間とを結ぶ架け橋となりたい」と語り、特に来年からは2万店構想の達成を目指して積極展開する考えを強調した。なお、ファミリーマートは2010年までに店舗数をグローバル規模で2万店まで増やす構想を掲げている。


▽「夢は世界へキャンペーン」展開、25組50名にUAで行くLAへの旅を提供

 ロサンゼルス市とファミリーマートは11月1日から27日まで、グローバル企画として、「夢は世界へキャンペーン」と題して「ユナイテッド航空で行こう!ロサンゼルスへの旅ご招待キャンペーン」を展開する。これは日本、台湾、韓国、タイで合計25組、50名に抽選でロサンゼルスへの旅行をプレゼントするもの。この内訳として、日本は10組20名、台湾・韓国・タイはそれぞれ5組10名。上海でも同時開催されるが、上海は渡航手続きの関係から、プレゼント賞品は香港ディズニーランドへの旅行を10名にプレゼントする。
 ロサンゼルスへの旅行当選者は来年1月22日から1月26日の旅程を予定。現地では、カリフォルニア州の店舗「Famima!!」の見学もしてもらう。応募方法は、ファミリーマートのウェブサイト、またはeメールでクイズの答えを回答すること。

(写真上:左からユナイテッド航空マーク・シュワブ氏、LA市長アントニオ・ビヤライゴーサ氏、ファミリーマート代表取締役社長上田準二氏、ロサンゼルス観光局 総裁兼CEOのマーク・リーバーマン氏、ロサンゼルス市会議員デニス・ザイン氏、写真下:キャンペーン展開する「ファミマ!! 恵比寿ガーデンプレイス店」外観)

▽夢は世界へキャンペーン
ホームページ: http://family.co.jp/asia
mailto:fm3@docomo.ne.jp