ビジット・ロンドン、ビジネス需要が堅調、レジャーが微減も既に回復傾向へ

  • 2006年10月20日
 ビジット・ロンドンのインターナショナル・マーケティング・マネジャーのNimali Weerasinghe氏はロンドンのテロ未遂事件後の日本マーケットに関して、「日本人訪問者数は微減した。レジャー目的の訪問者数が減少した一方、ビジネス目的の訪問者数はむしろ増加している」と説明。また、「留学目的の日本人訪問者数はやや減少傾向にある」と述べたものの、「テロ未遂などの影響を受けて減少傾向にあるが、回復は以前と比べて早いと感じている」と語り、日本マーケットの回復スピードがこれまでよりも早いことを強調した。

 また、ビジット・ロンドンは今後、新たな旅行素材としてウォーキング・ツアーを提案する。今後も引続き、30代、40台の女性、母娘、および団塊世代に向けてロンドンの魅力を訴求し、現地での滞在方法としてノッティング・ヒル、リッチモンド、イスリングトン、サウス・バンクなどを巡り、人気観光スポットに加えて魅力を知ってもらいたい考えだ。
 また、はじめてロンドンを訪れる観光客に対しては、遺跡やミュージアム、およびイベントを打ち出し、足を運んでもらいたい意向だ。