モンタナ、日本人宿泊数20%増目ざし、国立公園と周辺地の観光組合せを提案

  • 2006年10月18日
 モンタナ州政府観光局は、イエローストーン国立公園、グレーシャー国立公園の2大国立公園を引き続き打ち出し、これに加え、大自然やゴールドラッシュ、ネイティブ・インディアンなど豊かな文化体験の魅力を伝える。モンタナ州政府観光局海外担当のパム・ゴシンク氏は、日本市場の動向としてて、「訪問者数は増加傾向にあり、現在の日本人宿泊数は約2万泊。来年は20%増としたい」と力強く語る。

 ゴシンク氏は、日本人は約1週間の旅程で訪れることから、グレーシャー国立公園で1日、イエローストーン国立公園で2日滞在するよう提案。モンタナ州政府駐日代表事務所駐日代表の坂口マコ氏によると、国立公園内では日本語で対応するツアーオペレーターがきめ細かいサービスを提供。先ごろ、グレーシャー国立公園内で日本人がガイドのライセンスを取得し、国立公園でも日本語で充実した対応が出来ることを強くアピールした。

 また、国立公園の探訪に、ロデオ体験やネイティブ・インディアンの祭りへの参加、アートギャラリーや全米最大の恐竜化石コレクションを所有するロッキーズ博物館鑑賞をはじめ、大自然の中で楽しむフライフィッシングやゴルフ、ラウティングや牧場でのファームステイなどの体験を加えるよう提案していく。