求人情報

ボルドー観光局、日本人を5000名が当面の目標、日本市場への対応拡充

  • 2006年10月10日
 ボルドー観光局はこの2年から、3年程度で日本人の年間訪問者を5000名としたい考え。現在、日本からボルドーを訪れる観光客は約3500名。ボルドー観光局局長のジャン・ダニエル・テラサン氏によると「ここ数年、訪問者数が伸びてきている」という。観光局では訪問者の増加を受け、日本語ガイドブックやホームページなど、日本語の資料を拡充。さらに3名の日本語ガイドがおり、増加する日本マーケットに対応するサービス体制も整えているという。

 近年は、観光局が実施する英語の半日観光、シャトー巡りのバスツアーへの参加者が増えている。特にシャトー巡りは、中心部から車で1時間ほどの地域に訪れ、シャトーとシャトーを移動する距離もあり、道が分かり難いこともあり、ツアーの催行で好評を得ているという。
 また、ヨーロッパの訪問者からは、2泊3日の「ボルドー発見ツアー」が人気。ホテルは2ッ星、3ッ星、4ッ星の約40軒のリストの中から選び、フランス語、または英語ガイドによる街の観光、ブドウ畑見学と試飲、美術館の入場無料券、ウェルカムプレゼントと1部屋1本のボトルワインが含まれている。また、希望によって、2日間有効の公共交通機関が無料となるパスを利用できる。この料金は2泊、客室はダブルベッドルームで、1人85ユーロからで、観光局のサイトから予約できるもの。

 テラサン氏はボルドーの特徴として「ワインと美食の街で、18世紀ごろの数多く旧跡が残る」と語り、旅行者のニーズにあわせながら、ボルドーを楽しむ滞在ができることをアピールした。


▽ボルドー観光局
http://www.Bordeaux-tourisme.com