イタリア政府観光局、イタリアの春・プロモ前に研修実施し、新企画後押し

  • 2006年10月5日
 イタリア政府観光局(ENIT)は来年、イタリア大使館などが主体となって展開する「日本におけるイタリア 2007・春」に関連し、旅行業界を対象としたプロモーションを展開、誘客を図る。イタリア大使館などでは、2001年の「日本におけるイタリア年」、2005年1月の「イタリア・フェスティバル」、昨年の愛・地球博でのイタリア館を展開してきており、今後も継続して日本からイタリアへの誘客を行う考え。具体的には、隔年で「イタリアの春(Primavera Italiana)」とするプロモーション事業を実施していく。

 ENITでは初年度となる来年春の事業に合わせ、旅行業界に対し、ENITとアリタリア航空(AZ)が共同で「イタリア新ツアー発表会」を開催する。この発表会には、リテイラーを含め、観光関連団体100社以上の参画を予定。この席上で新たなイタリアへの商品発表を行う計画だ。
 また、ENITでは、この新しいツアーの造成に向け、11月から12月にかけて研修旅行を実施する。主に、「芸術・グルメ・オペラ・ルート」、「イタリア通ルート」、「南イタリア世界遺産めぐりルート」のコースを設定し、新たな素材や商品造成に向けた動きを後押しする。