求人情報

ニュー・サウス・ウェールズ州、都会と自然が融合する楽しみをアピール

  • 2006年10月3日
 ニュー・サウス・ウェールズ州政府観光・スポーツ&レクレーション大臣のサンドラ・ノリ氏が来日、シドニーをはじめ、同州の観光の魅力と今後の方針について語った。ノリ氏は「旅行者は、様々な経験を求めている」として、「旅先で地元に溶け込んだり、田舎を訪問することが忘れられない経験になる」と語り、同州は、これを実現する豊富な素材があることを強調した。シドニーは、グルメやレストラン、アクティビティ、カジノなどシティライフが満喫できる。郊外に足を伸ばせば、ブルーマウンテンズをはじめとする世界遺産に指定される自然を体験できる。ノリ氏は「都市と自然の魅力に溢れた町は世界でも希少」といい、「シドニーとその周辺の魅力を充分、楽しんで欲しい」と日本人訪問者に向けてアピールした。

 オーストラリア/日本間の航空座席数は現在、日系キャリアの供給が減っている。一方で、ローコストキャリアのジェットスターが日本路線に進出することが決まっている。これについて、ノリ氏は「キャパシティが増えることは歓迎」とも語尾を強め、「新たにはじまるPR活動が相乗効果をもたらす」と期待を込めた。

 来年は、シドニー・シンフォニーとハーバーブリッジが75周年を迎え、様々な祝賀イベントの開催が予定されている。同州は、こうしたイベントと共に、シティ、ネイチャー、ビーチをテーマに、都市と自然の魅力から「癒し」体験を提案していく。30代のOL層や日常生活から離れ、感動を求める経験の豊富や旅行者、あるいはシニア層をターゲットとして、プロモーションを強化する。