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スリランカ、観光客への被害がこれまで無いことを強調、F1、F2層へ魅力訴求

  • 2006年9月28日
 スリランカ大使館参事官のマニーシャ・グナセーカラ氏は、反政府組織による暴動に関して、「旅行会社の皆さんに対して、大丈夫であることをお伝えしたい」と語り、「北東部のみで、他の地域には(問題が)至っていない」ことを説明。また、「これまで観光客に対して何も行われていない」と強調。コロンボで開かれた国際会議を例に出し、一部地域を除き、安全であることを訴えた。

 スリランカ政府観光局の副島一弘氏は、2006年の1月から8月は前年比で0.9%増と微増しているものの、今回の一連の騒ぎにより、今年の日本人訪問者数は前年の約1万7000人をやや下回る1万6000人と想定。今後は、日本マーケットに対して、遺跡巡りなど歴史文化をテーマとした観光素材に加え、ショッピングやアーユルヴェーダ、ビーチリゾートやスポーツの魅力も打ち出し、特にF1、F2層の20歳から45歳の女性をターゲットに訴求を図る考えだ。スリランカ政府観光局はこのほど、写真データを拡充。旅行会社に対してのサポートの一環として、DVDに収めた写真提供を行っている。なお、問合せは下記へ。

▽スリランカ政府観光局
TEL:03-3262-1600