ロシア、2008年までに日本人訪問者数倍増を掲げる、プロモ事務所を準備へ

  • 2006年9月25日
 昨年11月の日ロ観光促進協議会の開催を契機とし、日ロ間の観光交流を拡大化させる動きが高まっている。その成果の一つとして、この度来日したロシア連邦政府観光局のナテラ・シャンゲリア副長官は「両国がそれぞれの旅行見本市への参加を果たした」と語り、今後もロシアから継続して参加することに意欲を示した。

 シャンゲリア氏は今後について、「2008年までに日本人訪問者数を2倍にしたい」と語り、現在、ロシアへの日本人訪問者数約9万人を3年後には18万人まで拡大する意向を示した。今年は1月から6月までの観光目的の訪問者数は、前年比で2000人増と着実に増加する方向にある。
 この目標に向け、ロシア側は来年度中には観光プロモーションを目的とした日本事務所の開設を計画しているという。今後日本への観光交流の質を高めることを目的に、日本のメディアや旅行会社などをロシアへ招く機会なども設ける予定だ。