ロタ島へのアクセス、10月以降も確保−ロタリゾートが送客を呼びかけ

  • 2006年9月25日
 ロタリゾート&カントリークラブの松村道教副社長は、旅行会社に対してロタ島への商品造成を継続するよう訴えた。これは10月以降、運休が予定されていたロタへのアクセスを同社が座席を買い取ることで運航継続が決定したことを受けたもの。

 コンチネンタル・ミクロネシア航空、コンチネンタル・コネクションなどでは10月以降の運航を原油高騰などから運休することとしていたが、関係者との交渉の結果、2007年3月末まで運航の継続が決まった。ただし、松村氏は「10月、11月、12月の需要次第」と語り、今後の見直しもあるものの、現時点では需要確保が最大の力点であるとの考えを示し、ロタリゾート以外の宿泊施設を含み、ロタ島への訪問者の増加を促す。

 コンチネンタル・コネクションでは、今回の決定で日本からの乗り継ぎではグアムで1泊する旅程となることに対し、「需要次第では(同日着となるよう)午後発のスケジュールに検討するよう報告する」(デルバート・カルヴォ氏)と送客を期待している。

 また、ロタリゾートはグループ会社となった福島県のゴルフ場「ボナリ高原ゴルフコース」の会員に対し、冬季には雪で休業することから、ロタ島でのゴルフを楽しんでもらうようツアーを検討するなどの案を披露。ゴルフに加え、スパ、エコツアーの需要を中心として取り込みを狙い、「自然」、「健康」、「安全」の3つを基本コンセプトとして提案していく。

▽グアム/ロタ/サイパン線 (コンチネンタル・コネクション)
CO9598便 GUM 10時15分発/ROP 10時45分着、11時10分発/SPN 11時45分着(月、火、土)
CO9313便 SPN 8時30分発/ROP 9時05分着、9時30分発/GUM 10時00分着(日、水、木)