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グアム政観、06年は99万人見込み、イベントなどで大台達成めざし需要喚起

  • 2006年9月25日
 グアム政府観光局(GVB)日本代表の光森裕二氏は、2006年の日本人訪問者数について、99万人に留まるという見方を示した。今年上半期は昨年と比べ団体がやや減少、ただし10月から12月には団体の予約が入っていることから、持ち直していくという予想だ。今後は100万人の大台を達成することを目指し、10月から続々とプロモーションを展開する。この主軸として、1967年5月1日にパンアメリカン航空を利用し、初めて109名の日本人観光客がグアムを訪れてから40周年の記念の年であることを打ち出した各種のプロモーション活動を進めていく。


 GVBがこの5年間、注力してきたウェディングについては、海外ウェディング市場の約25%を占め、成果を挙げているとの見方だ。また、この数ヶ月でチャペルのオープン、ウェディング施設の拡充が続く。光森氏は「グアムのウェディングは列席、同行者が多いことが特徴。GVBの調べでは約15名にのぼる。また、約85%のカップルが列席者を連れてくる調べもある」と説明。「グループでレストランのブッキングができるように働き掛けており、こうしたサービスが利用可能になっている」と紹介し、ハード、ソフトのインフラが一段と整備されていることを強調した。

 これに加え、団体誘致のプロモーションを計画。また、新たにグアム・ライブ・プレゼンテーションと題して、ミス・グアムが旅行会社の店頭やショッピング・センターの店頭でイベントを開催するほか、店舗でのグアム観光説明会も展開していく。
 なお、今後はグアムの文化や歴史に触れる体験型旅行の提案を前面に打ち出す考え。具体的にはグループの企画などに対して、チャモロ文化を主体にしたアクティビティを盛り込むことを提案する。さらに、来年は第1回目となるロードレース「グアム・ココ・ロードレース」ことも明らかにし、旅行企画でも深みを持つ商品を促していくという。