インターコンチ、韓国のGM来日、改装終了を日本でアピール

グランド・インターコンチネンタル・ソウルはビジネス目的の宿泊客を中心とする約17%が日本人宿泊客、またコエックス・インターコンチネンタル・ソウルはレジャーとビジネス目的が同程度で約25%が日本人の宿泊客となる。特にコエックスは人気韓流映画に関連するイベントなども開催されており、日本人の団体などの利用が多いという。
グランド・インターコンチネンタル・ソウルは改装を終え、新たな魅力が加わったホテルへの日本からの誘致に積極的だ。改装では、モダンさとナチュラルさを意識し、クラブインターコンチネンタル階を含む535室の客室をはじめ、1000名に対応する「グランドボールルーム」、15の宴会場、レストランを全面改装した。また、26階にあるクラブラウンジも会議室2室が完備され、コンピューターブースには仕切りを取り付けた。ビジネスセンターは既存のロビー階から日当たりの良い3階に移転、会議室3室も設置した。レストランは今回、バイキング形式のレストラン「グランドキッチン」が新たにオープンしている。
両ホテルが建つエリアは、ソウルのビジネスと文化の中心地といわれる貿易センター団地内に位置する。貿易センターやコエックス国際会議および総合展示場をはじめ、空港から直結で結ばれている都心空港ターミナルが隣接。また、免税店やカジノ、映画館を16ヶ所設けるほか、大規模なショッピング・アーケードが広がっている。