台湾、日本人訪問者数は10%増、間際に伸び、インバウンドも増加

  • 2006年9月20日
 台湾観光協会によると、8月の日本人訪問者数は前年比10.53%増の9万8828人となった。6月、7月と前年の大きな伸びの反動もあり増加が鈍っていたが、夏休みの需要は増便効果による座席供給量の増加を契機として伸びたよう。台湾観光協会では、若年層を中心とした間際の廉価商品の予約が推移したとしており、2ヶ月振りのプラス成長に貢献したと分析している。これで1月からの累計は3.11%増の74万2934人となり、昨年を上回るペースを堅調に維持しており、2年連続での100万人超は確実な勢い。


 また、台湾からの訪日旅客数は前年比1.55%増の10万7959人を記録し、2ヶ月連続で増加。5ヶ月連続で10万人超と大台を堅調に維持しているのは、昨年の4月から8月の同時期以来のこと。1月からの累計は2.50%増の85万349人となり、こちらも堅調に伸びを示している。