加・BC州、3都市周遊ルートを重点的に紹介するキャンペーン展開

  • 2006年9月13日
 ブリティッシュ・コロンビア州観光局は、年初から「バンクーバー/ビクトリア/ウィスラー」の三都市を巡る周遊ルートを重点的に紹介するキャンペーンを展開している。2 月に、日本支局は冊子「BCタイム」において、三都市周遊を特集。三都市の観光局ロゴを使用した記念品を作り、販促グッズとして利用を促しているところ。また、 9月8日からは、旅行会社の企画担当者、メディア関係者を招待し、三都市を周遊する研修旅行を開始した。この研修には、東京、名古屋、大阪、沖縄などの大手旅行社に加え、個人旅行、インターネット販売を主力とする会社など、多様な販路をもつ旅行各社が参加している。現地側は、ブリティッシュ・コロンビア州観光局をはじめ、バンクーバー観光局、ビクトリア観光局、ウィスラー観光局の日本マーケット担当者が同行し、日本市場の実態の理解とキャンペーンの浸透を図っている。

 バンクーバー、ビクトリア、ウィスラーの3都市は、ブリティッシュ・コロンビア州を訪れる定番ツアーと言えるディスティネーション。ただし、「三都市を巡る周遊ルート」として一体となったツアーは今まで、数としては多くはない。今回のキャンペーンは、 3都市を新たな視線から紹介し、新たな市場を開拓することに加え、リピーターの訪問もさらに促進する流れを作りたい考え。

 研修旅行は、ビクトリアのハットレー・キャッスルでの押し花のワークショップや、ウィスラー・マウンテニア号の試乗など、それぞれのエリアで新たに開発されたプロダクトを体験することで、近年の日本市場のシニア層の動向も意識した内容となっている。なお、研修旅行は15 日まで、ビクトリアからウィスラー、バンクーバーを巡る予定だ。