タヒチ観光局、ハネムーン、富裕層に加えシニア、若年層獲得へ

  • 2006年9月4日
 タヒチ観光局は1日、東京で旅行会社向けセミナーの席上、ハネムーナーや富裕層のセグメントに加えて、シニアや若年層の需要促進を進める方針を説明した。2006年1月から4月までの日本人訪問者数は、スマトラ島沖地震・津波の影響で増加した昨年の反動を受けて、若干減少したものの、5月は4.5%増、6月は6.5%増と堅調にマーケットが成長。旅行会社各社の反応では7月、8月も引続き上昇傾向にあるという。ただし、米国、欧州マーケットと比べて日本人は予約が間際であることから、旅行会社からはボラボラ島のホテルの「ブッキングが難しい」との声があがっているという。
 一方、タヒチ島は施設の充実、ボラボラ島に比べて予約のとりやすさ、文化の中心地である魅力に加え、モーレア島などの離島へも行き易く、タヒチの奥深い魅力に触れられ、値頃感あるツアー料金の設定が可能なことから、若年層、シニア層を中心に打ち出していく考えだ。ボラボラ島を中心とするラグジュアリーな高級なデスティネーションの魅力を引続き紹介し、さらに、タヒチの魅力を満喫できるタヒチ島での滞在を打ち出し、マーケットに 2面性をもたせて、プロモーション展開していく。