オーストラリアのゴールドコーストで11月4日から12月9日まで、「パンパシフィック・マスターズゲーム2006」（パンパック・マスターズ）が開かれる。これは、ミドルやシニア層を対象に、2年に一度ゴールドコーストで開かれるスポーツの祭典。今回は現在展開中の日豪交流年の公認イベントに登録されている。大会を前に東京で3日、同大会の説明会が開かれ、大会の特徴、魅力を紹介した。

　パンパック・マスターズゲームの日本人参加者は前回の2004年、PR活動を行わない中、全体で4番目となる35名のFIT旅行者が参加した。今年は、今回のセミナーをはじめ、既にオーストラリア観光局（TA）、クイーンズランド州観光公社が大会を積極的にアピールしてきたほか、TAは7つの雑誌などでパンパシフィック・マスターズゲームのPR活動の展開を予定するなど、大会への需要の拡大が期待される。
　競技種目はゴルフ、テニス、水泳などの個人競技や野球、サッカー、ラグビーなどの団体種目の合計が40種目とバラエティに富むこと、毎晩開かれる選手村でのパーティーなど気さくなオーストラリア人とも触れ合えること、気軽に参加できる公式スポーツ大会であることなど、多彩な魅力をもつ。また、「チーム・ジャパン」のロゴを作成しており、日本の代表選手である雰囲気を打ち出し、参加希望者の需要増加を狙う。
　前回の2004年の大会は合計8740人が参加。そのうちオーストラリアが8101人と圧倒的に多く、続いてニュージーランドが420人、グアムが55名出場した。今年は大会全体の参加者目標は1万人、日本からの参加者は3桁台を目指す。なお、参加費は大会参加費が1人8000円、および競技ごとに異なる競技種目別参加費が必要。
　大会に関しては日本事務局へ問い合わせること。

※写真提供：パンパック・マスターズ日本事務局

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