ハワイ、広告訴求で文化・歴史、自然、景観に訪問者の理解高まる

  • 2006年8月4日
 ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)がこのほど実施した15項目の満足度調査によると、日本人のハワイ滞在の満足度は概ね上がっているようだ。再訪意欲は2005年と比べ、0.04ポイント増と伸びは小さいが、文化・歴史への興味(Intriguing Culture/ History)が0.49ポイント増、自然がのこる(unspoiled)が0.48ポイント増、特有の景観(Unique Scenery)が0.39ポイント増となっている。

 こうした状況についてハワイ州観光局(HTJ)では、これまで継続して展開する「Discover Aloha」のイメージが消費者に伝わっていると分析。特に、ハワイの文化、特有の景観などの点では、広告などで訴求するイメージ戦略が奏功していると見ている。また、今後は観光局としては、消費者が旅行パンフレットを手にするまでのイメージ戦略を引き続き強化、旅行会社に対しても訴求するイメージを具現化するパンフレットの制作などを促し、シナジー効果を高めたい考え。