求人情報

ペルー、最新の観光素材や新たな観光ポイントを紹介、06年はペルー料理打ち出す

  • 2006年7月27日
 ペルー大使館は26日、東京で観光セミナー「ペルーさらなる可能性とペルー料理の魅力」を開催、最新の観光情報、新たな観光ポイントを紹介した。ペルー大使館公使のジャックス・バルトラ氏は、日本でのマチュ・ピチュの強い人気を筆頭にペルーにはユネスコ世界遺産に登録されている遺跡、観光資源があることを紹介、「年々堅調に日本人訪問者数が増加している」という。また、今年はペルー政府が世界共通のテーマをグルメに設定しており、日本では7月28日から8月6日まで、ヒルトン東京で「『魅惑のペルー』フード&カルチャーフェア」を展開する。新鮮な魚介類、肉やじゃがいも料理などペルーの新鮮な食材と中国の広東料理など移民が持ち込んだ料理のテイストが合わさったペルー料理を紹介することで、ペルーのもつ奥深さもアピールしたい考えだ。

 ペルー大使館はセミナーで現在次々と発見される遺跡情報と北部の観光資源を紹介。また、南米旅行を専門に取り扱うツアーオペレーターのラティーノが既存商品にプラスできる観光素材、ルートを説明した。例えばマチュ・ピチュへのハイキング・ルートのインカ・トレイルは人気があるが、近年環境保護の観点から人数制約があるという。このことから、本来終点のマチュ・ピチュ遺跡からインティプンク遺跡までを歩くハイキングを提案。そのほか、ペルーへの日本人訪問者は多くが50代、60代であることから、高山病対策を踏まえ滞在地、旅程作成の際のアドバイスも行った。