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カナダ観光局、本局セールス担当副社長が来日、来年は日加観光交流年に

  • 2006年7月25日
 カナダ観光局(CTC)本局からセールス担当副社長のアンドリュー・クラーク氏が来日、「日本人旅行者が回復する傾向だが、完全回復までたどりついていない」と述べ、引き続き積極的なプロモーションを展開する意向を表明した。現在、展開するキャンペーン「キープ・エクスプローイング」をはじめ、カナダの美食や野生動物、スパの魅力をアピールする活動を継続する。

 クラーク氏は、「カナダを訪れた消費者に向けたアンケートの結果、訪問前のイメージよりも良いと多くが答えた」ことから、今後のリピーター増加に向け、取り組みを強めたい考え。さらに、クラーク氏は「定評のあるオーロラ、赤毛のアン、カナディアン・ロッキー、ナイアガラ、メープル街道に加え、カナダの魅力を知っていただきたい」と語り、2010年にバンクーバーで開かれる冬季オリンピックを例に挙げ、オリンピックを活用したカナダの商品をアピールする案を披露した。また、今年12月には日本マーケット向けのウェブサイトをリニューアルする予定しており、情報提供のさらなる拡充を図っていく。

 なお、クラーク氏は本日、国土交通省を訪問する予定。2010年までに日本からカナダへの訪問者数を80万人、カナダから日本への訪問者数を20万人にする目標に関する具体的な施策などを話し合う。その一つとして、来年を日本とカナダの観光交流年とすることで両国は既に基本的に合意することから、継続した協議を展開する予定だ。