香港政府観光局、06年のベスト・オブ・ザ・ベスト香港料理大賞開催概要を決定

  • 2006年7月24日
 香港政府観光局(HKTB)は今年で6回目を迎える「ベスト・オブ・ザ・ベスト香港料理大賞2006」の開催概要を決定した。今年の料理テーマは「炒め物料理」、「蒸し料理」、「スイート&サワー料理」、「海鮮と野菜料理」部門。HKTBは特に「炒め物料理」と「蒸し料理」部門は、中国料理の調理方法を代表する技術であることから、この部門を通して香港シェフたちが創造性を発揮し、より独創的な料理を作り出すことに期待している。

 また、「スイート&サワー料理」部門は刺激的な味や香りを楽しむ世界各国からの観光客、特に米国やヨーロッパなどからの旅行者の嗜好を意識して新設した。さらに、「海鮮と野菜料理」部門は香港の豊富で新鮮な海鮮素材と野菜のバラエティ豊かな食材の組み合わせを提供できること、および世界各国で注目される健康志向、ダイエット志向を反映して設定した。

 今年度の第1次審査は9月上旬に行い、そこで選ばれた各カテゴリー10店が10月9日、10日に予定する最終審査の決勝戦に進出し、香港一のレストランと料理が選ばれる。なお、今年も日本から最終審査の海外特別審査員として(社)日本中国料理協会顧問で中華人民共和国中国飯店協会認定の「中国烹任大使」でもある神戸ミュージックグルメ船「コンチェルト」総料理長の鍾戚榮氏が参加する。