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JASTA、JOPA客船事業振興委員会への統合を承認、活動は強化する方向へ

  • 2006年6月7日
 日本船旅業協会(JASTA)はこのほど総会を開催、日本外航客船協会(JOPA)との統合を決めた。JASTAはJOPAの客船事業振興委員会と統合し、新たな活動を展開する。これにより、JASTA会員はJOPAの賛助会員となり、客船事業振興委員会の構成メンバーとなり、引き続きクルーズ振興に向けた活動を行う。こうした枠組みについてはJOPA総会の6月16日に、JOPA側で討議後、正式に決定することとなる。

 統合後はJASTAとして活動していたことを引き続きおこなうことを中心に、船社とGSAから旅行会社に対するクルーズの啓蒙活動などを進めるほか、日本旅行業協会(JATA)のクルーズ推進部会との連携を強化するほか、クルーズ振興地方協議会や港湾管理者との連携を強化する。

 今回の統合はJATA内にクルーズ旅行振興部会ができたことにより、JOPA、JASTAと3団体があることで機能の重複などが発生したほか、年会費による100万円程度の活動資金での限界などもあり、統合の話が進んだ。また統合によるメリットとしても、クルーズ事業者として全国規模、かつ公益法人としての組織が母体となること、常勤の事務局で運営基盤が強化されることがある。