シルバーシー、日本市場での新規顧客開拓に今後注力へ
シルバーシーのシルバー・シャドー号が東京・晴海に来航、あわせてシルバーシーの筆頭副社長セールス・インターナショナル・マーケットのアリ・ザルパネリ氏、副社長セールス&マーケティング・アジアパシフィックのスティーブ・オデル氏が来日し、日本市場に対してこれまで以上に注力する姿勢を示した。ザルパネリ氏によると、香港/日本間での日本人乗船客数は88名にのぼり、定員382名の4分の1弱とこの区間のクルーズでは大きなシェアを占めた。これを受け、今後、日本のシルバーシー総代理店のICMに加え、PR代理店としてマーケティング・ガーデンを指名し、日本市場で販売と共に国際的なサービスを提供するクルーズ会社としての知名度向上につなげる。なお、2007年に日本就航予定は無いものの、2008年には「日本に戻ってくる」と語り、「より多くの日本人ゲストを迎えたい」と語った。
また、オデル氏によると、日本市場で「ラクジャリー」への理解が深まり、特に団塊世代の大量退職による市場規模の拡大により、今後の数年を大きなチャンスと捉えている。シルバーシーは同社クルーズ船に乗船した場合、顧客プログラム「ベネチアンソサエティ・メンバー」として登録しているが、日本人は850名を数える。この60%はリピーターと非常に高い確率で再度乗船する顧客となっているが、これに加えて地中海、北欧の7泊クルーズを前面に展開し、顧客層の拡大を目指す。
こうした展開を踏まえ、今回のクルーズで下船した80名に対する質問表では、評価が高かったものの、日本人コーディネーターが1名という点についてザルパネリ氏、オデル氏ともに2人のコーディネーターをつける必要があるとの考えを示し、「クルーズ毎に一段ときめ細かいサービスを提供する」と語った。
なお、シルバーシーは現在、4隻で展開しているが、近々にも5隻目の建造を正式に発表する。現在の4隻体制では既に客室がほとんど埋まっていることから、需要に応えるために新造船で応える。ザルパネリ氏はこれについて「シルバー・シャドー、シルバーウイスパーと同じ形で、長さは6メートル長く、幅は12メートル広くした」と明らかにし、「造船所を最終選定中である」と語った。
また、オデル氏によると、日本市場で「ラクジャリー」への理解が深まり、特に団塊世代の大量退職による市場規模の拡大により、今後の数年を大きなチャンスと捉えている。シルバーシーは同社クルーズ船に乗船した場合、顧客プログラム「ベネチアンソサエティ・メンバー」として登録しているが、日本人は850名を数える。この60%はリピーターと非常に高い確率で再度乗船する顧客となっているが、これに加えて地中海、北欧の7泊クルーズを前面に展開し、顧客層の拡大を目指す。
こうした展開を踏まえ、今回のクルーズで下船した80名に対する質問表では、評価が高かったものの、日本人コーディネーターが1名という点についてザルパネリ氏、オデル氏ともに2人のコーディネーターをつける必要があるとの考えを示し、「クルーズ毎に一段ときめ細かいサービスを提供する」と語った。
なお、シルバーシーは現在、4隻で展開しているが、近々にも5隻目の建造を正式に発表する。現在の4隻体制では既に客室がほとんど埋まっていることから、需要に応えるために新造船で応える。ザルパネリ氏はこれについて「シルバー・シャドー、シルバーウイスパーと同じ形で、長さは6メートル長く、幅は12メートル広くした」と明らかにし、「造船所を最終選定中である」と語った。