南ア観光局、究極の被写体写真コンテストの授賞式を開催

  • 2006年4月3日
 南アフリカ観光局は3月31日、東京で「究極の被写体」写真コンテスト授賞式を開催した。このコンテストは、南アフリカ観光局が主催、ジェイティービー、富士フィルム、南アフリカ航空(SA)、日本写真家協会の協力で実施したもの。審査の結果、最優秀賞には、谷登志朗さんが選ばれ、南アフリカ産の金のコインとペアで行く5泊7日の南アフリカ旅行が送られた。
 写真コンテスト参加者は、協力会社のJTBのツアー商品の参加者。JTBによると、応募者のうち8割ほどが写真家と一緒に行くツアーの参加者で、シニア層が中心であった。

 南アフリカ観光局日本・韓国地区代表のンディピュエ・ンチュリ氏は、「今回のキャンペーンは日本人の旅行者に新しいツーリズムのプロダクトを提供するきっかけとなった」と語り、「好奇心を満足させる新しいやり方で、訪れるチャンスを提供できた」とキャンペーンが好評に終わったことをアピール。また、駐日南アフリカ共和国大使のベン・ングバネ氏は、観光収入による外貨獲得の貢献度が金の輸出を上回る現状を語り、南アフリカの自然とホスピタリティを体験しに日本人の更なる渡航を呼び掛けた。