ドイツ・ドレスデン市観光局、06年日本人宿泊者10%増を目指す

  • 2006年3月28日
 ドイツ・ドレスデン市観光局の広報担当・日本担当マーケティング・マネージャーのクリストフ・ミュンヒ氏が来日、ドレスデンの建都800周年を記念し、年間を通じて各種のイベントを活用し、送客を促した。2005年のドレスデン市での日本人宿泊者数は、前年比12.3%増の4万6633泊。これはアメリカ、スイスに次いで国際市場では第3位となる。ミュンヒ氏は記念イベントなどで、今年は05年比10%増を期待しているという。

 ドレスデンではこの建都800周年イベント以外にも、大きな観光の目玉がある。これはドレスデン宮殿内にある王室宝物館の「歴史的な緑の丸天井」の公開で、9月15日に再開を予定しているもの。宝石や芸術作品は、ガラスケースに収められておらず、支柱やテーブルの陳列が特徴。ただし、セキュリティーが厳しく、1時間に最高100人の入場に限られている。事実、旅行会社でもこのチケットの確保に苦戦している声が寄せられているという。
 チケットはドレスデン観光局のサイトで購入が可能。一回の指定時間につき10枚まで購入可能だが、ドレスデン観光局とのパートナーシップ形式の提携を締結することで、30枚まで購入ができる。