Visit Britain、食をテーマとする旅程を紹介、ガイドブックも発行

  • 2006年3月17日
 英国政府観光庁(Visit Britain:VB)は「英国式幸福論。」キャンペーンの一環で、「フード&ドリンク」をテーマに、各地の豊富な食材を活かした英国の食の魅力を紹介するプロモーションを展開している。このほどコッツウォルズ地方を代表するシェフのローバート・リース氏が来日し、同地方の豊かな食文化を紹介した。

 コッツウォルズ地方の特産は、「オールド・スポット」種の豚肉やニジマス、ダブル・グロスター・チーズ、りんごなどの上質のジュース、ハチミツなどで、季節毎に旬の食材を味わうことができるという。VBは、これらの豊かな食に関する施設などを訪れる旅行を提案。リンゴ酒を製造する農家、イングリッシュ・ストロベリー摘み、チーズ作りをする農場をはじめ、新鮮な食材が集まるファーマーズ・マーケットやファーム・ショップの訪問では食と共に現地の人の息吹が感じられるほか、滞在するマナーハウス・ホテル、あるいは地元のパブやカジュアルなレストランで素材を活かした料理を楽しむ内容のツアー造成も出来るという。コッツウォルズ地方をはじめ、英国各地の土地に個性豊かな食材があり、著名なシェフを筆頭に英国の食事情が発展する状況を受け、今後は英国ならではの食の体験を盛り込むツアーの造成を促したい考え。

 さらに、VBは「Tasty Britain/英国を味わう旅」ガイドを発行。全24ページにわたり、各地のレストランやティールームをはじめ、オーガニックや地元生産の食べ物への関心が高まる英国の食事情を紹介する。ガイドの請求は、Visit Britainの「観光パンフレットの紹介」ページから、オンラインで手配できる。

▽Visit Britain公式サイト
http://www.visitbritain.com/jp