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ワンワールド、ヒースロー空港ターミナル3・5利用でMOUを締結

  • 2006年3月15日
 ワンワールドはこのほど、ロンドン・ヒースロー空港と2008年3月のターミナル5の供用開始後のターミナル利用について覚書(MOU)を締結した。ワンワールド加盟社、および日本航空(JL)などの加盟候補会社は現在、ターミナル1、2、3、4と4ターミナルに分散。2009年には基本的にターミナル3に集結、本拠となるブリティッシュエアウェイズ(BA)がターミナル3、5を利用する。





 ターミナル5は42億ポンド(約8616億円)をかけ、2008年3月に供用開始を予定する最新ターミナル。ターミナル3は、2009年までにチェックイン・エリアの再構築と拡張、最新のテクノロジーの導入による新しい手荷物システムをはじめとする旅客サービスが提供できるよう改装工事を行う。このターミナル3と5は最も近く、ターミナル間の地下に手荷物システム設備を擁する。

 2008年のヒースロー空港のスケジュールでは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が単独でターミナル5を使用。アメリカン航空(AA)、キャセイパシフィック航空(CX)、今後加盟する日本航空(JL)、ロイヤル・ヨルダン航空(RJ)は現行のままターミナル3を使用。フィンランド航空(AY)、イベリア航空(IB)、マレブ・ハンガリー航空(MA)、カンタス航空(QF)が他のターミナルからターミナル3へ移動する予定だ。
 なお、2005年のJL、MA、RJを含むワンワールドのロンドン・ヒースロー空港の利用旅客数は3424万人で、週間便数は2446便、目的地は110都市を越える。