JTB、凸版印刷などと業務提携、登下校などお知らせ情報配信サービス開始

  • 2006年3月8日
 ジェイティービー、凸版印刷、凸版・エヌエスダブリュ(トッパンNSW)の3社はこのほど、塾や学校向け安心支援システムとして登下校や緊急お知らせ情報配信サービス「ホットコンパス」で業務提携した。ホットコンパスは登下校時などに子供が、設置されたリーダにICカードをかざすことで、保護者の携帯やパソコンに登下校情報などを送るサービス。凸版印刷とトッパンNSWが非接触ICカードとリーダを担当し、JTBがサーバーシステムの開発・管理を担当した。サービスは4月1日から開始。販売は凸版印刷とJTBが行う。JTB、凸版印刷は今後、双方の様々なサービスを付与し、全国の塾や私立小中学校、様々な教育機関で積極的に提案する予定。初年度は10億円の売上を見込む。
 ホットコンパスは4月から、栃木県の國學院大學栃木中学校での採用が決定しており、数百名規模での運用を開始する。そのほか、東京・国立市の進学塾「進学舎」では3月15日から、2教室からテスト導入を行う。