欧への旅行で今一度安全の再確認を、OTOA海外安全対策セミナー

ヨーロッパでの犯罪はアジアが詐欺、賭博が多い状況と比較した場合、置き引き、スリ、引ったくりなどの瞬間的な犯罪が多い。こうした犯罪については「日本人が遇う確率が高い」と継続的に旅行者に知ってもらうことの重要性を指摘。また、最近はクレジットカード、キャッシュカードなど海外にある路上ATMで暗証番号を盗み出す事例も紹介しながら、「旅行で心を開くことと用心をすることのバランスを取って欲しい」とも語った。
なお、外務省は現在開催されているトリノ・オリンピックに合わせ省内にはトリノ五輪連絡調整本部を開設。現地では臨時事務所を開設して、訪れる日本人旅行者をはじめとした対応を取っている。
また、ドイツでのサッカー・ワールドカップの開催も控えている。これについては大使館、領事館などドイツ国内には5ヶ所あり、現在のところ臨時事務所など詳細は検討中。ただ、安全の手引きを作成し、配布する計画だ。