JALグとJTB、九州で観光周遊バスを共同運行

  • 2006年2月8日
 JALグループとジェイティービーは4月1日から、九州地区で観光周遊バス「九州感動紀行」を共同運行する。対象は、両社の九州向けツアーの利用者。九州感動紀行は九州の人気温泉地、観光地を周遊する「福岡・湯布院・別府ルート」、「別府・阿蘇・雲仙ルート」、「雲仙・ハウステンボス・福岡ルート」、「湯布院・高千穂・黒川ルート」、「霧島・人吉・阿蘇ルート」の5ルートを設定。「九州感動紀行・JALライナー」、「九州感動紀行・JTBライナー」と名付けバス5台を用意し、九州各県の県花をあしらった車体にJALツアーズとJTBのロゴを掲げる。
 なお、九州感動紀行のバスは、座席間隔の広いシートを設定、現地の観光ガイドが乗務する。また、雨傘やひざかけの貸し出しサービスを提供するほか、車内は禁煙にし、利用者の快適性にこだわった。

 両社はこれまで、JALグループが5台、JTBが3台のバスを自社ツアー用に運行してきたが、今回を機にバス運行の効率化を図る。また、今後は、利用者の要望を参考にして、バスルートの充実を進める。