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ペニンシュラ、昨年をステップに今後も大きく飛躍、東京も準備着々と進行

  • 2006年1月26日
 ザ・ペニンシュラホテルズはこのほど、最高業務執行責任者(COO)のピーター・C・ボーラー氏を筆頭に、香港、北京、マニラ、バンコクの総支配人が来日、旅行業界関係者らを集め感謝の意を示した。ペニンシュラは昨年、新たなGDSコードを導入。さらに、グローバルカスタマーサービスセンターを立ち上げ、年中無休24時間、日本語、英語、中国語での予約を受けているほか、マーケティング、流通面でも独自の展開に切り替え。これにより「ペニンシュラ」ブランドを全面に打ち出し、顧客サービスを拡充している。

 このような布石を打ち、今後も積極的な展開を目指す。東京については開業スタッフがトレーニングに入るほか、サービス内容でも世界に3台しかないビンテージのロールスロイスを利用するなどの方針も決定。皇居を眺める好立地で、香港で提供する質の高いサービスを顧客に定着したいとの考え。
 その他、北京は総費用32万米ドルの改修を終えているほか、マニラは今年改修、シカゴ06年春、上海は09年の開業を予定するなど、グローバル展開が本格化する。これらの既発表分以外にもプロジェクトは進行中だが、ボーラー氏によると金融マーケットの中心であるロンドンをはじめ、急成長するインド、ロシアなどでの展開もあるという。年内にもこうしたデスティネーションでの開業が発表される可能性は高いようだ。