日本人レジャー需要の拡大を期待、ウィラード・インターコンチ・ワシントン
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ウィラードは現在、年間の平均稼働率は約80%超。このうち、ビジネスは70%の割合とアメリカの首都ワシントンDCだけに政府関連、コンベンション等の宿泊客が多い。このうち日本人の需要は全体の2%に留まる。この日本人の多くはビジネス目的の宿泊が多いことから、今後はレジャーの需要を積極的に取り込む。ウードゥレ氏は現在の日本人シェア2%から少なくとも5%にまで引き上げ、その増加分を特にレジャー需要に期待する。特に、ホテルの稼動が落ち着く、1月、7月、8月がレジャー目的の旅行者を受入れる時期という。
今回の来日でウードゥレ氏は来日し、アメリカ商務省、旅行会社などと来年度のプロモーションについても意見交換。今後はアメリカに帰国して、ワシントンDCの観光局への働きかけ、さらに来年以降は数軒のホテルでセールスプロモーションする案などを披露し、レジャー・マーケットの獲得に向けた道筋を示した。
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レジャー目的については、ホテル内でのアフタヌーンティーサービス、テラスの設置、スパの開設など、ハード・ソフトとあわせたサービスを次々と打ち出しているところ。特にスパ施設は8月中旬、スパ施設「I SPA」を開設し、マッサージ、ボディトリートメントなどを楽しめる。