求人情報

日本人レジャー需要の拡大を期待、ウィラード・インターコンチ・ワシントン

  • 2005年11月18日
 インターコンチネンタルホテルのワシントンに展開するウィラード・インターコンチネンタル・ホテル・ワシントン総支配人のアーヴ・ウードゥレ氏はワシントンのプロモーションを進め、日本からの観光客を増加し、同ホテルのレジャー需要を伸ばす考えを示した。




----------------------------------------------------------------------

 ウィラードは現在、年間の平均稼働率は約80%超。このうち、ビジネスは70%の割合とアメリカの首都ワシントンDCだけに政府関連、コンベンション等の宿泊客が多い。このうち日本人の需要は全体の2%に留まる。この日本人の多くはビジネス目的の宿泊が多いことから、今後はレジャーの需要を積極的に取り込む。ウードゥレ氏は現在の日本人シェア2%から少なくとも5%にまで引き上げ、その増加分を特にレジャー需要に期待する。特に、ホテルの稼動が落ち着く、1月、7月、8月がレジャー目的の旅行者を受入れる時期という。
 今回の来日でウードゥレ氏は来日し、アメリカ商務省、旅行会社などと来年度のプロモーションについても意見交換。今後はアメリカに帰国して、ワシントンDCの観光局への働きかけ、さらに来年以降は数軒のホテルでセールスプロモーションする案などを披露し、レジャー・マーケットの獲得に向けた道筋を示した。

 ウィラードはホワイトハウスから1ブロック隣に位置する利便性が高いホテル。近隣には、博物館、記念碑などアメリカの歴史や文化を楽しめる場所が集中し、歩きながら各施設を移動することもできるとアピールする。また、ホテルは1818年に開業。ほぼ200年近い歴史あるホテルで、日本人初の宿泊客は、1861年に日米修好通商条約で渡米した一行と、日本との長いつながりがあることも、日本からの訪問者にとって興味深い。
 レジャー目的については、ホテル内でのアフタヌーンティーサービス、テラスの設置、スパの開設など、ハード・ソフトとあわせたサービスを次々と打ち出しているところ。特にスパ施設は8月中旬、スパ施設「I SPA」を開設し、マッサージ、ボディトリートメントなどを楽しめる。