インド、観光大臣が来日、07年は日印フレンドシップ・イヤー開催

  • 2005年10月15日
 インド政府観光大臣のレヌカ・チョードリー氏が来日し、インドの観光プロモーションを展開、2007年日印フレンドシップ・イヤーの開催を紹介した。フレンドシップ・イヤーは日本、インド両政府間が合意したもの。チョードリー氏は、「両国は仏教を通じ、共通点が多く、これを機に更に関係を深めたい」と希望を語る。日程などの詳細は今後、詰める予定だが、両国で多数のイベントを開催する計画だ。
 インド観光については、「宮殿に宿泊し、隣接するゴルフ場で、雄大なヒマラヤを眺めながらゴルフを楽しむことも可能」と、モダンな人気の高い過ごし方を紹介。そのほか、インドは仏教のルーツをたどる旅、医療を目的とした訪問、サファリやビーチ、スパといった観光素材など、多くの魅力を兼ね備えており、個人の関心を実現できるデスティネーションだ。チョードリー氏は近年、各地の伝統工芸にクローズアップするルーラル・ツーリズム(地方観光)に力を注いでおり、新たな素材をアピール。インド国内各地に、観光収入による財源を生み出し、促進したい考えだ。近年はインフラも整備、拡充されており、インセンティブの受入れ件数も徐々に増えつつある。日本発では、自動車メーカーの社員約4000名のインセンティブツアーが現地を訪れるという。