オランダのユトレヒト市で10月21日から30日まで、「ユトレヒト・マニフェスト2005」が開催される。これは、デザインの文化的役割やデザイン産業の社会における役割、および現在活躍中のデザイナーたちを見つめることを目的とするイベント。「サステイナビリティ」、「クオリティ」、「イノベーション」をキーワードに展開。ライフスタイルをはじめ、イメージや利益が社会の礎石となっているという考えのもと、ユトレヒト・マニフェストはこれらに取って代わるアプローチを提案する。
　会場は市内の「De Uithof」をはじめ、セントラルミュージアム、Paestoe家具工場など。イベント期間中、フィリップス・デザインのCEOやデザイナー、オランダ建築協会ディレクターの3者会議が開催される。また、ヘリット・リートフェルトが建て、世界遺産に認定された「シュレーダー邸」などの建築作品、リートフェルトの人生について紹介するイベントをはじめ、様々な展示会や討論会、プレゼンテーションも実施する。なお、イベントの詳細は下記を参照のこと。