シャングリ・ラ、米国に初進出、08年マイアミ、09年シカゴに開業

  • 2005年10月11日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは、アメリカ進出の第一段階として、2008年にマイアミ、2009年にシカゴにシャングリ・ラを開業する。主に中国などアジアからの渡航者増を背景に、ビジネスやレジャー、会議需要を視野に入れ、アメリカでの地位向上を目指す。マイアミは、ビーチを360度見渡すビスケイン湾沿いに立つ複合タワーの1階から14階に入居。総客室数は147室で、そのうち12室が111平米のスイートルームになる。また、同一建物の15階から42階はシャングリ・ラのサービスアパートメントとなる。
 シカゴのシャングリ・ラは、ミレニアムパークやビジネス地区の近隣に位置する90階建ての新ウォータータワーの12階から27階を専有。シカゴ川やミシガン湖、シカゴのダウンタウンを見渡せる200室のホテルとしてオープンする。また、両ホテル共に、「氣」スパを導入し、アジア流のラグジュアリー・スタイルをアメリカにおいても展開する。