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HKTB、10月中旬に香港料理大賞を開催、来年は料理プロモーションも展開

  • 2005年9月28日
 香港政府観光局(HKTB)は今年で5回目となる「Best of the Best 香港料理大賞2005」の決勝戦は10月19日、20日に開催する。今年は新設した「揚げ物」、「スパイシー」、「ベジタリアン」、「チャイニーズ・フュージョン」の4部門で料理対決を実施。HKTBでは「2006年香港旅行年」キャンペーンと連動し、料理大賞開催で多彩な香港の料理の紹介する。
 香港料理大賞の最終審査は今年から、出展者が同日に同じ会場で料理を作る。これにより、審査基準が向上すると想定され、これまで以上に高レベルな料理対決の展開を目指す。最終審査には各カテゴリーの上位10店が参加。食産業界のプロをはじめ、料理評論家や有名人などからなる審査員が試食し、採点する。日本からは日本中国料理協会副会長で日本の中国料理界の巨匠と呼ばれる畔蒜俊光氏が参加する。また、旅行者に香港の激辛料理が人気なことから、最終審査に残った店以外に、スパイシー部門の中から特別賞として「激辛賞」を授与する。

 HKTBは香港料理大賞の終了後、料理を素材としたプロモーションの展開も予定。料理のワークショップや受賞レストランが料理提供するイベントを実施。旅行者や地元住民に新たな体験を提供し、香港の食産業と観光産業の活性化する食の祭典を展開する。なお、昨年の総参加店は03年比30%増ほどの486店が参加している。