ドバイ、セミナーを開催、航空座席・ホテルの供給不足は改善傾向

  • 2005年9月26日
 ドバイ政府観光局・商務局日本事務所は、2年ぶりとなる「ドバイ・セミナー&ワークショップ」を開催、懸念されていたホテルの供給不足が改善傾向にあるとして、今まで以上の送客を呼びかけた。ドバイ政観によると、2005年上半期の日本人ホテル宿泊者数は前年比12.9%増の2万5176人と、順調な伸びを記録した。国籍別の宿泊者数でも、日本は10位に相当しており、9月には初めて日本語のセールスガイドや旅行会社窓口用のポップを制作するなど、政観として旅行会社の販売促進をサポートする。
 ドバイ政観の日本事務所代表のグレン・ジョンストン氏は「シニア、ファミリー、ゴルフ、海外ウェディングなど、日本向けにマーケティング開発する余地はある」と、さらなる魅力の提案に自信を見せた。人気のシュメイラ・ビーチ沿いのとあるホテルでは、7月期の稼働率は前年比10%減の約80%に留まるなど、慢性化するホテルの供給不足は建設ラッシュが続き、改善傾向にある。また、同じく供給不足にあった日本/ドバイ間を運航するエミレーツ航空(EK)は認可が下りれば、直ちに名古屋と関西から運航開始できるよう人員を配備しているという。