SLH、アジア太平洋地域での加盟ホテルが順調に増加

  • 2005年9月22日
 スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)アジアパシフィック・マーケティング担当副社長のリン・アイルランド氏がこのほど来日し、今後の拡張と、ラグジュアリーマーケットの堅調さについて語った。SLHホテルグループのメンバーは堅調に増加しており、2005年は58ヶ国の約330軒が加盟している。アジア太平洋地域では中国・杭州のフーチュン・リゾート、タイ・チェンマイのD2をはじめ、14軒が加盟。これについて、リン氏は「これまでのSLHが守ってきたブランドが、マーケットに理解され始めている」と評価する。
 さらに、本格的なスパ施設を持つ54軒、かつ各施設の特徴や専門的な用語を解説する内容で紹介する「スパブック2005」が完成。このところ、スパを目的にした旅行が世界的に流行しているが、スパの本質を紹介しながら、サービスなどを基準にホテル選ぶ富裕層にアピールしていく考えだ。