ホテル日航東京、10周年記念で女性向けのコンセプトワインを独占販売

  • 2005年9月13日
 ホテル日航東京は2006年3月12日に迎える開業10周年記念企画として10月1日から、ホテルコンセプトワイン「ランクロ・ガレン」を日本で独占販売する。フランス・ボルドーに数百年という伝統を持つシャトー・メールが年間生産する8000本のうち、3000本を販売する。
 ホテル日航東京の宿泊客の約7割が女性。その女性が喜ぶ「女性のための女性のワイン」を10周年記念で提供する。このため、ホテル側は約2年間、ふさわしいワインを探していたという。現オーナーのマダム・コリン・ボーンさんのシャトー・メールの「大地の宝石」と言われるランクロ・ガレンにたどり着いた。ランクロ・ガレンは平均樹齢30年から35年のメルロー種80%、カベルネソーヴィニヨン種20%のルビー色のワイン。テイストは女性らしい品のある調和のとれた味と言われている。

 ホテル日航東京はランクロ・ガレンと合う料理を、ホテル内7軒のレストランで提供する。メニューはシャトー・メールのオーナー、マダム・コリン・ボーン氏とホテルのソムリエ、およびシェフが考案した。例えば、オーシャンダイニングでは、エイひれのムニエルとムール貝のワイン蒸し、クリーミーな赤ワインソースと季節の野菜添え、さくらでは戻りかつおのたたきのごま風味を提供。日本料理や中国料理、地中海料理のレストランでワインと愛称のいい特別メニューを生み出した。
 このほど開かれたコンセプトワインの発表会では、マダム・コリン・ボーンさんが来日し、ランクロ・ガレンを紹介。ワインに詳しい女優の秋野暢子さんやシャンソン歌手のクミコさん、フェイシャルセラピストのかづきれいこさんがワインと健康に関してやワインとの思い出などについて語り、ランクロ・ガレンのワインテイスティングも実施した。